以前にも「サスティナブル(持続可能性)」について触れたことがありましたが、徐々に一般にもワードの広がりとともにアパレルビジネスにもその考え方が浸透してきているように思います。
従来のリーズナブルな物の大量消費、短サイクルでの大量廃棄を狙ったビジネスモデルでは経営的にも環境的にも良くないだろうと声を上げる人が増えてきているのではないでしょうか。また実際に経営方針を大きく変化させているメーカーなども増えてきているようです。
若者を中心としたメルカリに代表されるようなネットを介したリユースの文化の定着も必然的にサスティナブルの動きの後押しをしているようにも思えますね。
こういった流れの中でメーカーや小売販売においては今後どんなスタイルにしていけばいいのか真摯に考えるタイミングではないかと思わされます。
売れ筋やトレンドだけを意識して売れ残りはセールで処分すればいいかといった安易な(大手においてはアウトレットも)ビジネスモデルでは今後生き残っていくことが難しい、そんな時代に変化してきている雰囲気を感じます。
この流れは一過性でも新しいプロモーション戦略でもなく人口が減ってきている日本においての喫緊の課題であり必然の流れともいえないでしょうか。
対応や考えは人それぞれだと思います。僕もアパレルメーカーの一員として今後どのような姿勢で仕事に臨むべきか、まだまだ悩み中です。
作り手も、売り手も買い手も。それぞれが損をしない取り組み、また環境に配慮した持続性のある消費の形が当たり前の世の中になればいいなと思っております。
と、たまにはまじめに。
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